「だだちゃ豆」は昔、荘内藩酒井のお殿様が「今日はどこのだだちゃ（おやじさん、お父さん）の豆か？」と尋ねていたことに由来する（諸説あり）特別に美味しい枝豆のことを言います。
「だだちゃ豆」は表面に茶色の毛が生え、ひとさやの豆と豆とのあいだにくびれがくっきり。さやから取り出せば豆は濃い茶色の薄皮が特徴です。
見た目と味とのギャップも魅力の一つで、「アラニン」というアミノ酸が他の枝豆より多く含まれ、甘味成分も多く、ゆで上がったときの甘い香りや食べた時の栗のような味わいは他の枝豆を寄せ付けません。
山形県鶴岡市の白山地域の湯尻川流域周辺の環境が枝豆栽培に良く合い、その周辺で家々に伝わる美味しい豆を育て続けていただだちゃ豆。
減反政策により昭和50年ごろから、米にかわる作物として枝豆の栽培が白山を中心に広がり始めました。
当時は冷蔵貯蔵庫やクール便などがまだ普及していなかったので、鮮度が命のだだちゃ豆は地元での売り買いがほとんどでした。
平成に入り、ビールのCMで全国的にだだちゃ豆の知名度と需要が上がりました。
枝豆の最高峰と評され人気の枝豆となっています。
収穫後の保存環境向上や冷蔵便登場などにより、流通が全国へと拡大しました。
近年はネット販売で生産元から直接全国各地のお客さんへ送れるようになり、だだちゃ豆の風味を損なわず伝えられるようになっています。
また、白山がある大泉地区の他でも栽培が試みられ、安丹地域他だだちゃ豆に適する栽培地に広がりも見られています。
日本一美味しいと全国で知名度の上がった「だだちゃ豆」。
ブランド力と品質を保つために「鶴岡市だだちゃ豆生産者組織連絡協議会」が組織されました。
その後、市の合併により改称、現在は「鶴岡地域だだちゃ豆生産者組織連絡協議会」が「だだちゃ豆」の定義づけ、品種の認定などを更新して管理しています。
商標登録された「だだちゃ豆」の名を使用できる農業者の範囲は厳密に設定されています。
だだちゃ豆の生産地、鶴岡ではこの美味しいだだちゃ豆が枝豆の標準で、ひと夏のうちにもりもりと大皿いっぱいの枝豆を何度も食べます。
地元の地域情報誌e-Townsのアンケートによると、ここ20年のうちに枝豆好きと「だだちゃ豆」人気が高くなっているのがわかります。
今後ますますこの美味しい枝豆を全国発送する機会と人気を増えていくでしょう。
鶴岡では「鶴岡地域だだちゃ豆生産者組織連絡協議会」により8月8日は「だだちゃ豆の日」として制定されています。
ということだそうです。
旬の時期に一番美味しいだだちゃ豆を食べましょう！
種は白山など昔からの産地では地域で代々伝わるものを基本に使われます。
地域内で良いものを伝えるために助け合い、種が疲れてくると他の畑の様子を見て農家さん同士の情報交換をしたり、種を譲り合ったり、助け合っています。
良い種を残すために農家さんは商品として良いものをできるだけたくさん出荷しながらも、次の年に良い種を残すことを同時に行っています。
種を専門に作る農家さんもいます。
「種を取るための畑」は出荷する豆の畑と別に、品種ごとに種のための畑も作ります。
枝豆として食べることのできる時期をじっくり通り越してサヤも茶色くなって種になるころに収穫します。
それからさらに乾燥させ、秋にさやから取り出します。
今は機械でざっと選別することができるようになりましたが、さらに冬の間に人の目と手で良いものを品種ごと丁寧に選び、翌年への準備をします。
昔は手作業で種を一つ一つ選別、環境の変わりにくい「土蔵」に大切に保管していました。
種も生きているので温度、湿度が重要です。
今は調温庫や機械化により管理は簡素化しましたが、だだちゃ豆の農家さんにとって種は大切な宝であることに変わりはありません。
「だだちゃ豆」の遺伝子が健康に受け継がれるために個々の農家さんではその保管場所、生育する土や環境づくりにも細やかに心を配っています。
まさに子供を育てるかのような愛情が注がれた枝豆なのです。
山形県鶴岡市で10代続くお米農家さんです。
だだちゃ豆の栽培も手がけ、おいしいもの、安全なものを提供したいと極力化学肥料を使わず、専門機関に認定された技術の高い生産者だけが作ることができる特別栽培米と特別栽培だだちゃ豆の生産を行っています。
先代まで続いた農家としてのノウハウを引継ぎ、平成26年に合同会社を立ち上げています。
山形県認定のエコファーマーでもあり、お米マイスター、農産物検査員としての資格も持ち、確かな知識と技術でたくさんの方に、鶴岡（庄内地域）産農産物を知ってもらえるよう複合経営を目指しています。
日本屈指の米どころ庄内平野で13代続く農家さん。
自然豊かな鶴岡市大泉地区で肥沃な土壌と赤川からのきれいな水を活かして代々農業を営んでいます。米作りの他にトマト栽培もおこなっていたことから「園芸」という名がついたのだそうです。
転作の増加とともに、約20年前に松浦さんが就農しだだちゃ豆栽培を本格的に開始。
自然環境にやさしく美味しい農作物づくり、未来に継続する地域農業への貢献を目標にしています。
減農薬・減化学肥料の特別栽培だだちゃ豆を栽培しています。
だだちゃ豆は子どものときから食べてますが、本当に大好きなんで、ゆであがったままザルに山盛りでいつまでもなくなるまでず〜っと食べてます。
20代 男性
白いご飯に自分で食べたいだけ豆をはじいてのせて、醤油をチョロっと回しかけて。思い出すだけでヨダレが出ます。カレーの上にはじいてのせると甘いだだちゃが美味しいアクセントになりますよ！
50代 女性
だだちゃ豆大好きです。おみそ汁、ひたし豆、豆ごはん、豆のポタージュ、天ぷら、大好物です。
40代 女性
小さい頃、よくだだちゃ豆を鞘ごと入れた味噌汁が食卓に上がりましたが、他の地域の人から見たら変ですよね〜。でも豆の甘味と味噌のしょっぱさが意外にもベストマッチ！大人になった今も食べたくなります。
50代 男性
だだちゃ豆といったらビール？いや〜、子供たちにはだだちゃ豆はご飯のおかずです♪豆ご飯はだだちゃ豆で作ります♪甘味が増し、凄く美味しいです♪
30代 女性
我が家はだだちゃ豆毎年食べ切れないほどあり夏は毎日ご飯に豆が。豆ごはん、だだちゃ入りかき揚げ、だだちゃ入りサラダ、だだちゃ寒天、アレンジもします。あきそうだけどやっぱり美味しくて止まらないんですよね。
20代 女性
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A.農家さんからの出荷が決まり次第発送体制が整います。7月下旬から8月下旬ぐらいまでの間に発送をいたします。新鮮な枝豆を順次お送りいたしますので発送日の指定はできません。
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A.出荷が決まり次第農家さんからの直送品になりますので、注文時の日時指定はできません。ご了承ください。発送次第メールでお知らせしますので、運送業者の伝票番号から到着日時が分かります。その際、受け取りの日時調整をお願いいたします。
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